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ひれ酒

本物にこだわります。下関酒造とらふくのひれ酒。
本場「下関」ふく料亭の味をご家庭で。

下関は、ご存知「とらふぐ」が名産です。
「福を呼ぶ」ということで下関ではふぐのことを「ふく」と呼びます。フグの音は不遇に通じ、ふくは幸せの「福」にあやかって縁起が良いことから「ふくが福を呼ぶ下関」とも言われています。
明治21年、山口県出身で下関に縁の深かった初代内閣総理大臣・伊藤博文公が「下関のふくには毒を見ず」とお墨つきを出し、全国に先駆けてここ下関で河豚食が解禁されました。以来、下関はふくの本場としてその名を全国に広めていきました。ふくの取扱量日本一を誇る下関として、地元ではふく料亭も多く存在します。そんなふく料理に外せないのが「ひれ酒」です。下関酒造のヒレ酒は、本物にこだわり、とらふくの焼きひれの入ったひれ酒。だから容器も料亭で出されるものに類似した「ワンカップ」タイプしかありません。一度飲んだら忘れられない本場の味わいをどうぞ。本場ふく料亭の味わいをそのままに、ご自宅で美味しくお召し上がりいただけます。

下関酒造のふくのひれ酒は年間10万本売れています

h2 下関酒造ひれ酒はこうして誕生しました

1988年。ふくの本場・下関に「商品化したひれ酒」が無いのは遺憾である!と当時の税務署長から一喝され商品化するに至ったと言われています。その頃、下関の隣の地区にて、ひれ酒が販売されていたのですが焼きひれが入っていないひれ酒でした。

「下関の酒造メーカーなのだから、本物のひれ酒を商品化しろ」と先代の社長命令が発令され、製造部員が早速ひれ酒の調査を開始しました。ところが、日本酒の中に「焼きひれ」を入れた商品がありません。他社はエキス分を入れたリキュールであり、焼きひれは入っていないのです。

「本物のひれ酒とは、下関の料亭で味わえるひれ酒を商品化したものだ」「本場のひれ酒として恥ずかしくない商品を開発しなさい」と、再び社長命令が下り特命を受けた常務(現社長)が、山口県工業技術センター(当時)に相談にいくことに。。。

「そりゃぁ、無理よ」と一蹴されます。「鰭にはゼラチンが含まれるから、酒に入れると混濁を起こし長期間の品質維持は難しい」と言うのが常識と諭される。
確かに料亭では、天日干しした鰭をじっくりと焼きあげてひれ酒をつくるけれどその場で飲んでしまうので日持ちさせる心配は不要です。鰭の成分が清酒にダメージを与えないための方策を考えなくてはならない。鰭の乾燥方法、焼き方、保存方法、使用方法等について、販売商品として根本から見直す必要に迫られたのです。

それから試行錯誤するもなかなか難しく、あきらめかけた頃。異業種交流会でのある社長さんとの出会いにより、一気に実現化へ向かっていったのです。人とのご縁は大切だとつくづく思います。
さて試作品の味わいは「なかなか良し」と評価をいただく。後は、品質保持期間が問題です。待つこと半年・・・「問題なし」。一年後の結果を楽しみに待ちます。残りの半年間に、瓶やパッケージのデザインに取り掛かりはじめました。

料亭では有田焼の白磁の器に入れて提供します。しかも、約一合弱です。本場の雰囲気を出すためには、この白磁に似た瓶で一合サイズ。ワンカップ形状のものを探し始めたのです。
瓶に直接描く図柄を検討。かわいい河豚であることは絶対条件でした。仲の良いふぐのデザインを考案し。採用に至りました。

一年後の品質チェックを終え「問題なし」!ようやく、市場への投入を決定したのでした。
以来、下関の本物のひれ酒が飲めるとして多くの方々にご愛飲いただいております。

下関酒造のこだわり

選ばれる3つのポイント

  1. とらふくのひれを使っています
    ふくの中でも市場価値の高い「とらふく」のひれだけを使用し、とても贅沢な下関酒造のふくのひれ酒。厳選したとらふくのひれを、独自の手法にて焼き上げています。他社ではひれをエキスにしたものを使用されているところもある中、下関酒造のひれ酒は、ひれそのものを入れた本物のひれ酒にこだわっています。なので、ひれ酒独特の鮮烈な香り、風味を存分に味わっていただけます。
  2. ひれ酒専用のお酒を仕込んでいます
    ひれ酒の主役であるひれの旨味を引き立てるためには、淡麗で口当たりが優しく、香味にクセがないお酒がほしいところ。下関酒造では「ふくのひれ酒」を造るための、ふくのひれ酒専用のタンクでお酒を仕込んでいます。燗につけた時に、焼きひれの芳醇な香りが際立ち、味わいがまろやかになります。1杯、もう1杯と呑みたくなる美味しいひれ酒の秘密は、この専用タンクにあると言えるでしょう。
  3. ふくのひれ酒に適した特別なカップです
    ふくのひれ酒は、燗につける温度が重要です。75℃~80℃くらいの熱めの温度がひれ酒には適しています。しかし、温度が低いと生臭さが残ってしまい…とはいえちょうどよい温度にするのも面倒だったり。手をかけずに本場の味をお楽しみいただきたい!ということで。下関酒造のふくのひれ酒は電子レンジで簡単に燗付けできます。もちろんお鍋にお湯を入れて燗につけていただいても大丈夫ですよ。
下関酒造のふくのひれ酒は年間10万本売れています

簡単2ステップで本格的な
ひれ酒のできあがり

ひれ酒の美味しいお召し上がり方

  1. 電子レンジの場合

  2. 蓋を少しあけます

  3. 500Wで約2分レンジにかけます

  1. 湯煎の場合

  2. 鍋にお湯を沸かす

  3. 鍋にカップごとひれ酒を入れます
    蓋が盛り上がれば出来上がり

  • ひれ酒
  • ひれ酒

燗がついたら、お好みでマッチで火をつけ料亭の演出を楽しんで見ませんか?燗をつけた後にしばらく蓋をし、再び蓋を開けてマッチを近づけると火がつきます。

下関酒造スタッフおすすめ

ひれ酒の美味しい呑み方とお料理

下関酒造スタッフが教える、ひれ酒のおいしい呑み方とちょっとお得なお話。
そしてよく合うお料理例など、ご参考にしていただければ幸いです。

  • 1本で2度楽しめます!

    最初の1杯を飲んだ後、新たに燗酒を注げば、もう1杯ひれ酒をお召し上がりいただけます。本物のとらふくのひれ入りだからできる裏技です。お召し上がりの際にはひれを出してお召し上がりください。

    ひれ酒
  • 少量の塩で旨みがグッと!

    下関酒造のひれ酒を召し上がる際に、お好みで耳かき1杯程度の塩を入れます。ひれの旨みがぐっと深みを増します。

    ひれ酒
  • 別売りのひれは焼く!

    下関酒造ではご自宅でご自分好みにひれ酒をつくるセットも販売しています。
    一緒についている「焼きひれ」は焼いてあるのですが、熱燗のお酒に入れる前に軽くあぶると香ばしさが増し美味なのです。

    ひれ酒

ひれ酒に合うお料理は、
何と言っても鍋料理です。

例えばふく料理にかかせない「ふく刺し」。旨みがあり、もみじおろしとポン酢で食べるふく刺しは、すっきりとして軽い旨みの辛口の酒がよく合います。旨みが強く、口に含むと甘味を感じるひれ酒は、実はお刺身にはあまり向きません。また、熱燗で飲むひれ酒はその温度を口の中で下げないという点でも鍋料理が一番合う料理です。ふくちりはもちろん、水炊きに合わせてお楽しみ下さい。鍋料理以外にはふくの唐揚げ、煮魚と合わせるとよいでしょう。

鍋料理

包装について

包装承ります
注文時の「備考欄」に詳細をご記入ください

包装の有無 熨斗:内・外 熨斗書き

ふくのひれ酒のケース販売を包装することはできません。
ケース中の化粧箱を個包装することは可能です。その場合「個包装○個希望」とご記入ください。
化粧箱入でない商品は包装できませんのでご了承ください。

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